季節あれこれ
春分の日とは
「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉があるように、寒さも緩んできて温和な気候になる時季でもあり、春分の日は、自然を称え生き物をいつくしむ日とされているそうです。また、「昼と夜の長さが同じになる。」ともいわれているそうですが、実際には昼の方が長いようです。また、秋分の日は【ご祖先様を敬う/亡くなられた方を偲ぶ】日として国で祝日に定められております。
お彼岸の中日でもあり、日が真西に沈むことから、極楽が最も近くなる日と考えられているそうで、この日に故人の霊を供養すると、迷わず極楽浄土に成仏できるそうですから、ご先祖様の供養にお墓参りをするという風習があるそうです。
初日は彼岸の入り、真ん中の日は中日、最後の日を彼岸明けといい、この合わせた七日間は、ご先祖様を供養する期間としてお墓参りが風習になっております。
お墓参りの作法
彼岸のお墓参りに行うことは、はじめに、お墓(墓石や外柵など)を掃除や墓所内の雑草を取り、きれいにしたら、供物などを供えして最後に線香に火をつけてお祈りします。
お参りの際にお供えする一般的な供物をご紹介します。
餅系統であれば、『おはぎや草餅』ご飯ものであれば、『五目寿司や稲荷』などが供えられることが多いそうです。