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お墓の豆知識

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宝篋印塔とは

宝篋印阿羅尼を納める塔で、まれにですが金銅や木製で作ったものもあるようです。宝篋印塔としての原型の形は奈良時代からあるようですが、建立された基数は五輪塔よりも少ないようで、平安時代から鎌倉時代に多く建てられたようです。

宝篋印塔

宝篋印塔をお墓としている有名な偉人は、平安時代に美人の歌人として和泉式部(いずみしきぶ)や幕末の名藩主島津斉彬(しまづなりあきら)、古くは藤原一族でも多く建てられていたようです。

ここから、一般的な形の各部分の名称をご紹介いたします。一番上の部分は、名称が3つに区分され、上から宝珠、その下に請花(うけばな)、その下に伏鉢(ふせばち)と、この3つをまとめて相輪と称しているようです。

次に、笠と呼ばれる隅飾(すみかざり)があり、その下に、正方形型の塔身(とうしん)、その下の部分を基礎といいます。一番下の部分が返花座(かえりばなざ)となっているようです。関東地方と関西地方では多少ではありますが、形は違っているようです。

宝篋印塔は、五輪塔と同じ意味合いで、ご先祖様のお墓として建てられていることが多く、五輪塔と同じように人気も高いようです。

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