お墓を美しく保つには
墓石や外柵が傾かないために
状況
外柵内に植木などを植えていませんか?その根っこが原因で墓石や外柵を傾かせているのです。他にも鳥などが種を運んできてそれが芽を出し成長して、木になってしまい、ほうっておくとどんどん大きくなって根っこがじゃまをする可能性もあります。草木はなるべく生やさないよう気をつけてください。
解決策
木々を植えないようにしましょう
墓地の面積が大きいから何か物足りないので木を植えている…。というお客様がいましたら、早めに抜くことをお勧めします。昔は木などを墓所内に植えている方が多かったようですが、あまりに大きくなってしまうと、墓石や外柵を機材で吊ってはずして、それから、植えているものを伐って、土を掘りおこし、根元まできれいに取り除かないと、墓石や外柵の傾きを直すことができません。
墓石・外柵の傾きを直し終わったら、その次に、木を取り除いて沈んだ部分に土や砂利を敷き詰めて工事完了です。ここまですると大がかりな工事になって、手間賃が思っている以上にかかってしまい請求書を見てびっくりしてしまいます。
これは実例なんですが、墓地内に木を植えていて、台風の時季に強風で木がお隣のお墓に倒れてしまい、花立と香炉を傷つけて、角が深くかけてしまいました。家紋を彫っていたということもありますが、磨き直すと花立の左右のバランスが取れなくなり、形が崩れてしまうので、結局新しいものに交換するということになりました。
小さいうちに早めに抜けば業者に頼まなくても済みます。あくまでも一例ですが、植えているお客様がいましたら、気をつけてください。