状況

墓地内に動物が住んでいるかのような穴があいている？どうしてだろう？原因がまったくわからない？

原因の一つとして考えられるのが、その場所が昔、土葬だったためご遺体が埋めてある可能性があります。昔は、火葬場などで焼かないで棺（ひつぎ）に入れてそのまま墓地に埋めていました。その穴の深さは約1ｍ80cmあります。大人の方でもすっぽり入ってしまいますので、危険ですから近寄らないで下さい。

解決策

みつけたらすぐ石屋さんに連絡してください

自分で対処しようとせず、慣れた石屋さんに頼んでください。どのくらいの幅があるのか？深さがどのぐらいか？素人の方では大きさがわからないのでむやみに近寄って作業するのはとても危険です。なれている石屋さんに調べてもらいましょう！その対処法として土や砂利を敷き詰めて、特殊な機械で地盤を固めるという方法があります。

気にかかる場合は、掘り起して改葬工事を石屋さんに依頼しましょう。その際まず最初に、お寺のご住職にお話しをして、改葬の許可を取って、日時を決めてから工事を行います。

工事を行う前に拝んでいただき、ご先祖の魂抜きの供養をしてから工事を行います。掘り起したお骨は焼いてから、さらしの袋に入れてお墓（納骨堂の中）に埋葬します。掘り起してもお骨がない場合もありますが、その場合は棺（ひつぎ）のある場所やご遺体が眠っていた場所の土を取って、さらしの袋に入れてお墓に埋葬します。お墓に埋葬したら、もう一度ご住職に拝んでいただき改葬した故人の魂をお墓に入れます。