お墓を美しく保つには
墓石が傾かないために
状況
地震が起きたわけでもないのに、墓石が傾いてしまった原因はいくつかありますが、その1つの理由として、基礎コンクリートを、外柵の周りだけに打ってそれが原因になっている可能性があります。そのようにしていると、土の上にただお墓を載せている施工になるので、石の重みに耐えられなくなり傾いてしまいます。
ほかには、基礎コンクリートを打っているけど、薄く打っているため、石の重みに耐えきれなくなってしまい、基礎が折れてしまいます。そのような事が原因で傾いてしまうこともあります。
解決策
基礎工事をきちんと行っているかを確認する
基礎工事をきちんとしていないと、石は重いので、年月が経つにつれて重みに耐え切れず傾いてしまいます。業者に見積もりを頼む段階で、基礎工事はどのように行っているのかを確認するといいと思います。それと一緒に、鉄筋はどのくらいの太さなのか?どのくらいの間隔で何本ぐらい入れているのか?基礎コンクリートの幅・奥行き・厚さはどのくらいなのかを聞くといいでしょう。
お店によっては、下請けの業者に頼んでいる場合もあります。そのような場合は、下請けを頼んでいるお店側が、工事の仕方をちゃんと把握しているのか確認しましょう。下請け業者は、儲けを出すために手抜き工事をするところもあるようです。何処の業者なのかを聞いておけば、万が一、何かあった場合、そのお店に対処していただけるのか、契約を交わす前に、工事を頼むお店に、どのように対処していただけるのか聞いておきましょう。
※墓地の場所が軟弱な場合は大きな地震などが起こった場合、地盤置換などにより墓石の倒壊などが起こる確率が高くなります。墓地の永代使用権を取得する際は、地盤が固い場所であるか確認してから場所を決めましょう!