お墓を美しく保つには
除草時の注意点
状況
塩や除草剤を撒くことにより、それが石に付着してしまうと艶を落としたり、変色する原因になる可能性があります。撒けば一時的には草が生えてこないですが、薬品による石への影響を考えるとお勧めできません。
解決策
一番は手で抜くことがいいでしょう
鎌で刈ってもいいですが、手で抜いたほうが草は根っこのところまで深く取れます。手で抜くのは時間もかかるし、かなり大変ですが、一番いい対処法です。細かくて取りづらいものは、伸びてから抜くととりやすくなります。
面倒くさいからと外柵内にコンクリートで固めてしまっても、年月が経つと、コンクリートにヒビが入り、そこからまた草が生えてくるので、コンクリートが割れるということを認識しておく必要があります。
除草シートもありますが、効果は1年と説明書きがしてあります。最新の施工では、外柵の内側を石で張り、草を生やさないように工夫した作りもありますが、つなぎ目の接着部分が接がれたところからでも、草は生えてきます。
紹介した中で1番手間がかからないのは、外柵の内側を石張りにしておくのが、一番の対処法になりますが、石を磨いて艶を出していますので、雨や雪が降った後などは掃除の際、滑りますので気をつけて石の上にあがって下さい。
※草取りをする時にはビニールの手袋を持っていくといいでしょう。草によってはとげが生えている種類のものがあります。指を切ってしまうこともありますし、また、肌が弱い人は、草にまけてしまいますので、つけることをおすすめします。夏場は蒸れますが、ケガ予防のためにしておくと安心です。