お墓を美しく保つには
割れないために
状況
お線香をたくさん焚くと煙の逃げ場がなく、熱がこもってしまうので暑さに耐えられなくなり、それが原因となり石が割れたりこげた跡が残ってしまいます。(山から墓石や外柵の原石をとる時もガスバーナーなどで焼き切って形にして採掘します。)
解決策
お線香をたくさんあげないようにしましょう
お線香は、たくさんあげればいいというものではありません。私は1人、2~3本で十分だと思います。それでも、毎月香炉(お線香をあげる石)を掃除すると、お線香の色が石にこびり付いていて、雑巾で拭き取ると、染めたかのようになってしまいますので、お掃除する際は、最後に拭くといいです。
お線香にも色々種類がありますが、束で点けるお線香のものはお勧めできません。先がロウソクの様に点きやすいかたちになっていて、お焼香するのに楽なんですが、使いきりになっているので、たくさんのお線香を1度に焚いてしまいます。
炊きすぎた!…と思っても水をかけたりしないで下さい。焼けた石に水をかけると急激な温度の変化で石が割れてしまいます。冬は気温が寒いので特に気をつけてください。他にも、ご葬儀やご法事でたくさんお線香をお供えする時などは、葬儀屋さんで売っている木のお線香立を使うといいでしょう。
注意していただきたい事
ご葬儀やご法事などでお線香をたくさん焚いた場合は、香炉の中が熱で焼けているので香炉皿(ステンレスの皿)には、さわならいで下さい。やけどの原因になってしまいます!