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季節あれこれ

季節あれこれ

立春とは

冬がピークに達し春へと移り始めるこの日から九州地域などでは、梅が咲き始めるそうです。立春は、冬至と春分の真ん中であり、また、昼夜の長さを基準に季節を分けると、この日から立夏の前日までが春となります。なお、日本では、立春の頃に寒気がピークとなることが多いそうです。

立春は雑節の期間を計算し始める第一日目となります。そして、立春から春分の間に、その年に初めて吹く南寄りの強い風を春一番と呼びます。また、桜の開花時期は、立春からの最高気温の合計が540℃という概算法もあるそうです。

旧正月と立春は同じ「新年の始まり」の日であると思う方もいらっしゃるかも知れませんが、中国では旧暦の夏至の日から2回目の新月が上がる日を旧正月としており、中国と日本が同日になることは少ないようです。ですが、二〇三八年に重なるそうで、その日は「朔旦立春」と呼ばれ、大変縁起がよい日と言われております。

また、立春の日に作った搾り立ての日本酒をその日に販売する「立春朝搾り」というものが最近始まったそうです。

立春大吉とは

立春大吉という文字をお寺の入り口で見かけたことはありますか? 禅寺では、立春の早朝に山門へ「立春大吉」と書いた紙を貼る習慣があるそうです。なぜ、そのような習慣を行っているのでしょうか!? その理由として、新しい一年を迎えるその一年がいい年であるようにと願いを込めて「立春大吉」と言う言葉を掲げます。そして、その前日である節分に豆をまき、厄払いが行われるそうです。

この「立春大吉」という文字を縦に書くとある事に気付きませんか? 表と裏、どちらから見ても「立春大吉」と読めるのです。そして、真ん中に線を入れると左右対称だという事もわかります。また、立春大吉の逸話として、昔、立春大吉と書かれた御札を貼っていた家に鬼がやって来たそうです。その鬼が振り返ってみると、さっき入る時に見た立春大吉の文字を見て、逆さまから見ていることに鬼が気付かず「…まだ、入ってないのか!?」と勘違いをして出て行ってしまったという話で、このことから、立春大吉のお札を貼っていると厄除けになると言われているそうです。

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