季節あれこれ
天赦日(てんしゃにち/てんしゃび)とは
天赦日とは、日本の暦の上で最高の吉日とされる日です。そのため、天赦日にのみ「万(よろづ)よし」とも呼ばれ、天赦とは字の通り天が赦(ゆる)すという意味で、あらゆることも許される日とされているそうですが、何でもゆるされるといっても、犯罪を働いてはいけません。年に5~6回しかない貴重な開運日で、新しい何か(新規開店などの事業)をスタートさせたいけれども、踏み出せず迷っていることに挑戦するには最善の日と言われています。
天赦日は、干支と季節を基準に決められ、春夏秋冬にあり(春は戊寅(つちのえとら),夏は甲午(きのえうま),秋は戊申(つちのえさる),冬は甲子(きのえね)の日。)、干支は60日周期で同じものが繰り返されます。
一粒万倍日など他の吉日と重なることもあり、そのような日には、宝くじの購入や財布の新調なども良いと言われております。そして、天赦日に絡めて検索されていることは、縁起が良いことから入籍や結婚などのようです。しかし、六曜(大安、友引、仏滅等)が記載されているカレンダーは多いですが、天赦日まで記載されているものはあまりないことで、一般的に大安が一番良い吉日と知られ、この日に入籍や結婚式を挙げる方が多いそうです。