季節あれこれ
恵方巻きとは
節分の日に食べると縁起がいいという太巻きで、7種類の具(かんぴょう・きゅうり・シイタケなど)で作る事から七福神にたとえて、福を巻き込むと言われているようで、大阪から始まり全国に広まっていきました。
呼び方もいろいろあるようで、恵方巻きを大勢で作るイベントも毎年行われています。栃木県にある神社では、「夢福巻き寿司」という太巻きがあり、太鼓の合図とともに全員が今年の恵方を向いて太巻きを丸かぶりする行事があるようです。福巻き寿司発祥の地として石碑を建立しているようです。
恵方巻き
恵方巻は、節分の夜にその年の恵方(方角)を向き、目を閉じて無言で食べ続け、願い事を思い浮かべながら食べると願いが叶うと言われているようで、切らずに長いまま太巻きを食べることで縁を切らない、福を巻くという意味も含まれています。
恵方巻きを食べることが習慣になったのは、江戸時代に大阪の商人たちの商売繁盛と厄払いを兼ねて、立春の前日の日にあたる節分に、恵方巻を食べる事から始まったと言われているようですが、本当のところは分からないようです。
スーパーマーケットなどで節分が年4回あることから2月だけではなく、春の恵方巻として5月、夏の恵方巻として8月、秋の恵方巻として11月に販売しているところもあるようです。
近年では、恵方巻は様々なアレンジが提案され、一般的な太巻きだけではなく海鮮巻きやハーフサイズなどの太巻きが出てきました。その他にも、円柱になっているということでロールケーキやグリコからは鬼の金棒にたとえた大きなポッキーなども販売されているようです。