お墓の豆知識
お墓とは
一般的に亡くなられた方を埋葬する場所で、故人を供養する対象物と認識されておりますが、昔から人が亡くなると、自然にかえすという習慣があり、土などに埋葬されてきました。
人が亡くなると二つの魂が宿るという習わしから、仏壇に安置する位牌には精神の魂を宿し、お墓には形ある魂を宿すと言われているそうです。
一般的に言われている【お墓とお参り】について
【お墓とは】
- 生きた証
- 亡くなられた方の安息(やすらぎ)の場所
- お盆やお彼岸にご先祖様が戻ってくる場所
など
【お墓にお参りする理由として】
- 自分または家族の出来事を報告に行く
- 迷ったときに心を落ち着かせに行く
- 常日頃の感謝を伝えに行く
など
「なぜ、お墓が必要なのか?」
【お墓はご先祖様との繋がりの場所】
ご先祖様に語りかけることができる大切な場所であり、代々続く家族の歴史などを知るキッカケや想いを共有できるのがお墓ではないでしょうか。自分たちは家族にどのようなかたちで見送ってほしいですか? その後は…どうして頂きたいですか!?
私にとってお墓は、家族や兄弟との交流する場所であり、繋がりを確認し合える場所でもあります。
また、家族でお墓参りを一緒に行うことで、親から子、子から孫へと想いを繋げる学びの場所で、お墓参りを終えての帰宅時に、ほほ笑みがあれば、ご先祖様も喜んでいただけるはずです。
お墓を大切に守り続けるということは、家族や自分にとっての心の寄りどころであり、ご先祖様に対する感謝の気持ちのあらわれです。
その時の流行や一時的な気持ちではなく、自分の命の繋がりはご先祖様がいてくれたからではないでしょうか!
良いお墓・悪いお墓があるとすれば、それはお参りする方々の気持ちだと思います。過去の自分の気持ちに問いかけてみてください。