宮城県 仙南地域(角田市・伊具郡・柴田郡・亘理郡・白石市・岩沼市)の墓石購入は【お墓のおかだ】へご相談ください

お墓の豆知識

お墓の豆知識

仏壇の方角

以前は、仏壇を家の中心に置いていたそうですが、お祀りする場所に決まりはないそうで、居間や寝室に置き普段から日常生活を共にしたり、客室や新たに仏間をつくり特別な場所としたりと様々のようです。気を付けないといけない場所などは、直射日光が当たる・風通しが悪い・湿気が多くジメジメしている場所に置くと傷んでしまうそうです。

また、冷暖房の風や熱が直接当たる場所も避けた方がいいようです。神棚と同じ部屋に置いても構わないそうですが、向かい合わせにすることはよくないようで、どちらかを拝む際に、反対側にお尻を向けてしまうからだそうです。その他にも、神棚と仏壇を上下に一列に配置する事、音がするものの上や仏壇の上にも物を置かないようにして下さい。

仏壇の高さも、座っておまいりする際に、本尊やお位牌の位置が目より少し上になるように、立っておまいりするときは、本尊が胸よりも少し上の位置になるように安置するそうです。

仏壇の向きも様々で、本来は、どの向きに置いても構わないそうです。なぜなら十方どの方角にも仏様がいらっしゃるからだそうです。

その中でも、仏壇を置く方角の基本的な3通りをご紹介いたします。

仏壇を置く方角の基本的な3通り

1. 西方浄土

西方浄土とは極楽浄土をさすようで、仏教では西の方に阿弥陀如来様がおられます。宗派でいえば、浄土宗・浄土真宗では、仏壇は西を背にした東向きがよいと言われているそうです。

2. 南面北座

日本家屋の設計で部屋は南側を向いているのが良いとされているようで、南に向かって安置して北の方角に手を合わせるようになります。この向きにすると、直射日光があたらず、風通しもよいので、家の中で最適な安置場所になるそうです。

3. 本山中心

仏壇に向かってお祈りする際に、拝む方向に宗派の本山がある方向に安置します。(菩提寺の方角に安置する場合もあるようです。)本山または菩提寺の場所や住んで居る地域によって方角が異なります。

昨今、家の建て方そのものが敷地の方向にあわせて建てられることも多くなり、住宅にお住まいの方もそうですが、仏壇の安置場所も選べなくなっているそうです。そのような際には、上置き型の小型の仏壇もあるようで、家具の上に置くことができ、様々なデザインのものがあるので、どの部屋に置くのか選んで決める事も出来るようです。

また、押入れを改造して仏間にする方法もありようですので、リフォーム業者などにご相談下さい。あくまでも基準ですので、お気になるようでしたら、お寺のご住職さんや専門の仏壇店さんなどにお尋ね下さい。

仏壇の購入の際の注意事項

仏壇の購入の際には、始めに、仏壇の安置場所を決め、安置する場所の寸法【幅・奥行き・高さ】などをきっちりと測り大きさを決めます。気を付けて頂くポイントとしては、仏壇の扉は左右開けます本体の寸法だけではなく、扉が左右に開くということも考えて、仏壇の大きさを考えましょう。

玄関や部屋の入り口の大きさも事前に調べる必要があります。マンションやアパートなど、入り口が決まっている場合には特に注意が必要のようです。部屋に適した大きさの仏壇を選んだとしても入り口が狭くて通せないということにならないようにです。家を新築する際には、先に仏壇を決めてから、仏壇の大きさに合った仏間や設置場所をつくると納まりがよいそうです。

タンスなどの上に安置する場合は設置面積と安定しておけるかが重要になるそうです。安定感がないと、地震の揺れで倒れてしまう可能性があり、火を扱うので周りの家具などにも注意が必要になります。こういったトラブルにも備えて、しっかりと安定した場所に設置し、周囲にものを置く際には気を付けて下さい。詳しくは、専門の業者さんにお尋ねください。

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