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お墓の豆知識

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坐禅(ざぜん)とは

坐禅の持つ意味や目的は、禅宗でも考え方で様式が別れているようです。曹洞宗の開祖である道元は、『ただひたすら坐ることに打ち込む事【只管打座(しかんたざ)】』を唱えています。「座禅」とも表記されますが、正式には「坐」の字を使用します。坐禅はMeditation(瞑想)と翻訳される場合もありますが、眼を閉じて思考する瞑想と坐禅は別概念のようです。

坐禅

坐禅の作法は、姿勢を正して坐り、呼吸を整えた状態で精神統一を行うことを基本とする『禅』の修行法です。修行者本人の疑問・疑団が解消されるまでは、逃げずに疑問に正面から向き合い、疑団の解消後は、最終的に坐禅に没頭するようです。

人間は、どうしても自分中心に、ものごとを考えてしまいがちで、自分が得する行動は、我を通そうとすることで、そこに『悩み』・『怒り』・『恨み』・『嫉妬心』・『欲』、という煩悩が心に表れ、この煩悩も、我も相手があって発生します。自分の我・欲を無くし、抑える修行が「座禅」と言われているようです。

1回の坐禅の時間は線香一本が燃焼する約45分 ~ 1時間を一単位として行います。集中が乱れてくると姿勢が前屈みになるという。寺院においては坐禅を行う者の背後に直堂と呼ばれる監督者が巡回し、姿勢の崩れた者の肩を警策で打ち警告を与えます。坐禅を行う場所としては、暑すぎず寒すぎない場所を選ぶようです。

日本各地の寺院で坐禅会を開催し一般信徒に坐禅の指導を行っていたり、宗派によっては、正しい坐禅の仕方や坐禅会の開催情報をホームページなどで紹介している寺院もあります。

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