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お墓の豆知識

お墓の豆知識

六地蔵尊とは

お墓(墓地)だけと限らず日本では、お地蔵さんを6体並べた六地蔵の像を各地で拝見しますが、この六地蔵の果たす役割は、私たち人間だけではなく、全ての生き物が亡くなった際に、6種の世界(六道の世界)に生まれ変わりを繰り返すと言われています。

6種類の世界は、地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天国があり、そのいずれかに行くことになっているようで、その世界に、それぞれの役割を果たす6種類のお地蔵さんが救って下さるといわれています。

6種類それぞれのお地蔵さんをご紹介

6種類それぞれのお地蔵さんをご紹介します。地獄道から救済して下さる壇陀地蔵、餓鬼道から救済して下さる宝珠地蔵、畜生道から救済下さる宝印地蔵、阿修羅道から救済して下さる持地地蔵、人間道から救済して下さる除蓋障地蔵、天道から救済して下さる日光地蔵と呼ばれているようです。

六地蔵の個々の名称につきましては、一定していないようで、地域によって名称が違っていることもあるようです。お地蔵さんの格好は『合掌』の他に、蓮華・錫杖・香炉・幢・数珠・宝珠などの持ち物を持っているようですが、持ち物の呼び名は必ずしも統一されていないようです。

日本では、六地蔵の像は、墓地やお寺などの入口付近にしばしば祀られているようですが、お地蔵さんは地蔵菩薩とも呼ばれていて、大地のめぐみを仏格化した仏(ほとけ)さまと言われています。地蔵菩薩は、生きとし生けるものが迷い苦しまないように悟りの境地に導いて下さる菩薩として奈良時代の頃から、人びとの厚い信仰が寄せられていたようです。

京都では、8月22日・23日に六ヶ所に祀られた地蔵菩薩に参拝をして回り、罰障消滅、家内安全、無病息災、家運繁栄を祈願する六地蔵巡りという800年も続いている伝統行事があるようです。

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