終活で抑えておきたい知識
断捨利(だんしゃり)とは
断捨利(だんしゃり)とは、身の回りを整理し、必要最低限度の物で生活をすることを言うそうです。本来、「断捨離」という表記が正しいのですが、商標権の権利を回避するため「断捨利」としているそうです。こちらでも、「断捨利」と表記いたします。
この考え方は、ヨガからきているそうで、「断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)」・離行(りぎょう)」を活用したと言われております。
一文字ずつの意味で考えると分かり易くなると思います。
断…入ってくる必要ない物を「断つ」
捨…家にある不必要な物を「捨てる」
利(離)…物への執着から「離れる」
といったことから、身を軽くして快適な生活を送ることが目的となります。
価値観にもよりますが、物を捨てるという行為にもったいないという感情が働き、やがて物が溜まっていき、自分の居る場所が圧迫されて次第に狭くなり、知らないうちに大きな重荷となって心身の健康を害することに繋がってしまうそうです。
断捨利を実行しやすくするためのステップとして
ステップ1:物を出す
「何があるのか?」まずは、物を把握するために全て出し、仕分けをしやすいようにします。
ステップ2:物を仕分ける
物の仕分けは、【使う物/使わない物】に分けていきます。【普段使用している物や思い出深い物(宝物)】は使うもの。【これから使わない物】は使わない物に仕分けし、また、どちらとも判断がつかない物は、保留にして日を改めて再度仕分け、物を減らして行くそうです。
物を減らすコツは、この判断がつかない物の仕分けを繰り返していくことで整理が進み、物も減っていくそうです。
ステップ3:必要なものを収納する
残した物を収納していきます。ここで肝心なことは、種類別に分けて収納することだそうです。中身が見えるクリアケースに入れると中に何が入っているのか分かり易くなります。
また、整理収納を持続するためにも、お洒落な机やタンスなどに収納することで維持管理を楽しむことにも繋がっていきます。なお、お洒落にこだわり過ぎるとリバウンドしてしまう恐れがあるので注意が必要です。このリバウンドを防いでいくためには、毎週決まった時間に片付けをしたり、ルールを決めることが大切になります。
上記を参考に、スッキリと整理収納を心掛け実行していけると肩の荷も下りて、毎日を快適に過ごすキッカケにもなるそうです。