宮城県 仙南地域(角田市・伊具郡・柴田郡・亘理郡・白石市・岩沼市)の墓石購入は【お墓のおかだ】へご相談ください

お墓選びの基本

お墓選びの基本

納骨堂の造る位置

納骨堂の造る位置によって起こり得るトラブル!をご紹介します。

一般的に現在行われている施工でご紹介いたします。墓地の場所や環境にもよりますが、納骨堂の造る位置は外柵の上にお墓を建てる場合と、土や芝の上に建てる場合で違ってきます。

外柵の上に建てる場合には、現在の施工方法では、土台となる基礎は建てる外柵の面積よりも、大きめにコンクリートを打ち、その土台の上に外柵を組み立て、その上に墓石を組み立てます。

納骨堂の位置は、外柵の胴石(お墓の周りを囲う石)の高さと同じになります。各墓所の決まり事がある場合がありますが、高さの決まり事がない限り、基礎コンクリートの高さは土壌の高さより上にくるようにします。土壌より低く造ることは、何か特別な理由がない限り当社ではありません。

納骨堂の造る位置

納骨堂の造る位置

土や芝の上に建てる場合には、穴を掘って、地中に納骨堂を造ります。更に、納骨堂が傾かないように、土台として基礎コンクリートを打つ厚みの分、深く掘ります。(当社では、鉄筋も入れるので21センチぐらい掘ります。)一般的な納骨堂の深さは、30センチ~39センチ程度になります。私ども墓石販売店では、通常、基礎コンクリートを打つ際には、水が溜まらないように必ず通気口(水抜き穴)を造ります。しかし、その水抜き穴から水が溢れ出すこともあります。

納骨堂の造る位置

ここからは、その実例をご紹介します。土地の場所や環境にもよりますが、必ず湧き出るとは限りませんが、土地が軟弱で水はけのわるい場所であったり、地盤が低い位置にある場所だと水が溢れ出ることもあります。

特に気をつけて頂きたいのは、雨や雪などが降った際には、土壌よりも低い位置に納骨堂を造った場合に、水が溢れ出る可能性が高くなることです。もちろん、外柵を造ったからといって湧き出ない!とは限りません。

先ほどもご説明いたしましたが、土地の場所や環境によって、水の通り道にあたる場所には、水が溢れ出てきて納骨堂に水が溜まるおそれがあります。お墓が山などにある場合には、降った雨や雪が地中に溜まり地下水として上から下に雨水が流れる際に、納骨堂内の通気口から、水が湧き出てくる可能性も高くなるようです。

他にも、古いお墓ほど水分を吸収しやすく、吸った水が納骨堂内に落ちて溜まることも考えられます。溜まりにくい環境は、水はけのいい平地で墓地の整備が整っている場所です。

この事実を知っていて建てるのと、知らないで建てるのとでは、お客様の気持ちも違ってくると思います。出来るならば、納骨堂内に水を溜めたくないですよね!墓所選びから、じっくり考えるようにして下さい。

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