寺院紹介
千部山 自照院じしょういん(角田市)
300余年の昔、寛文8年家山慧珍和尚(かざんけいちんおしょう)が開山しました。しばらく廃寺していましたが、慶応年間に加藤文喜氏のお力添えもあり、悦伝和尚が再興し、昭和16年に現在地に移りました。昭和23年に観音堂を移して、假(かり)本堂としていました。昭和51年にお檀家さんと有縁者さん685名のご協力のもと本堂を建築。
曹洞宗 自照院(角田市) | |
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所在地 | 〒981-1522
宮城県角田市佐倉字町裏一番93 |
電話 | 0224-62-1357 |
アクセス | 角田駅より国道113号線と
国道349号線を車で15分 |
普賢菩薩
辰年・巳年の守り本尊。菩薩の中でも、人々をあわれみ、楽しみを与え、苦しみを取り除く仏さまと言われています。悟りを求めるとともに世の人を救ってくれます。女人往生を象徴する仏でもあり、女性からも厚い信仰を受けていたようです。当寺院では、初夏にお普賢さまのお祭りも行っております。
十一面千手観世音菩薩坐像
十三世紀後半の鎌倉時代、蘭慶作。諏訪のお姫様の守り本尊との言い伝えがあり、作風が鎌倉時代の東北の仏像と異なります。
全高が99.8センチで、総重量が115キロ(本体23キロ、後背16キロ、台座66キロ)です。
無縁塔